「半島へ、ふたたび」蓮池薫

なかなか手に取ることのないジャンルの本だけど、数年前に蓮池薫さんの講演会に行ったときの印象がとても強く残っていて、帰国後の生活や考えを知りたくて読んでみた
肉体的にも、精神的にも、生き抜くために自らを説得させながら過ごすしかなかった北朝鮮での生活を経て、日本へ帰国後、失った時間を取り戻すべく、果敢に行動する蓮池さんの姿に心打たれ、しあわせとは何かを考えさせられた気がする
拉致されたことは不幸に違いないが、北朝鮮で習得した朝鮮語やそこでの経験は、北朝鮮・韓国・日本をはじめ、世界をより深く理解する術となったとも言えるのかもしれない
自分の境遇を悲観するだけで終わらずに前を向く蓮池さんを通し、悲しさや辛さすべてを避けられない人生において、一見マイナスなできごとも、捉え方やその後の行動によっては、いくらでもプラスにポジティブに変えていけるのだなと思わせてくれた
蓮池さんが翻訳した「私たちの幸せな時間」や「もうひとり夫が欲しい」も読んでみたい

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