「針と糸」小川糸

「ライオンのおやつ」や「ツバキ文具店」など、小川糸さんのお話は大好きでいろいろ読んでいるけど、エッセイははじめて読んだ
エッセイを読むとその人となりがわかる
小川糸さん、カッコイイなというのが読み終えた印象
自分に合うものが何か、しっかりわかっていて、ブレず左右されずに生きている気がした
住む場所を定めたい人と、そのときの状況に合わせて移り住む人と2タイプあって、わたしは前者だけど、小川糸さんのような人は、自分というものがしっかりと確立しているから、住む場所が変わろうと環境が変わろうと、自分の中に変わらないものがたしかにあって、どこででも自分の生活や生き方ができるのかなと思った

母について書かれた章はいろんな意味で衝撃的で、考えさせられた
そういえば、小川糸さんのお話には母親があまり登場しない
登場しても、主人公の母親との関係はどこか影がある
これは小川さん自身の経験によるものだったのかと腑に落ちた気がした
身内とのつながりよりも血の繋がらない人たちとのお話が多いのは、母親との関係も影響しているのかもしれないけれど、それだけでなく、身内と他人を区別せずに接することができているからなのかもしれない

ドイツにはあまり縁がないけれど、ものを大切にするという精神は私の気質にしっくりきた
休日の過ごし方、お金の使い方、戦争責任への向き合い方、どれもが堅実で見習いたい
1度訪れてみたいものです

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