Archive for the ‘映画・テレビ番組・CM・うた’ Category

映画「殺人の告白」

土曜日, 5月 18th, 2019

先日借りてきて観た韓国の映画です

時効の成立後、イ・ドゥソクという男が、自分は15年前に世間を騒がせた連続殺人事件の犯人だと告白します
その後、暴露本を出版した彼はそのルックスのよさも味方し、一躍時の人として世間にもてはやされます
しかし、本の中にまだ解決されていない事件の真相の記述がないことが本当にイ・ドゥソクが殺人犯なのかと世間を騒がせます
ずっと犯人を追い続けてきたチェ刑事、そして凶行によって愛する人を失った残された者たち…それぞれの思惑がスリリングに描かれた映画です

この映画を観たのは…パクシフが出ていたから(笑)
だいぶ前だけど、「逆転の女王」という韓流ドラマに出ていたパクシフが気になりだし、「検事プリンセス」を見たらなんか冷めちゃって、そうこうするうちになんか淫行か何かで訴えられちゃって、ヒャ〜と思っていたら取り下げられて、それ以来あんまり気にしてなかったのだけど、レンタルショップでこの映画を見つけて借りてきた、という経緯

改めてパクシフを見つめて、うん、やっぱりかっちょいい♪と思いました
というか、私はこういう顔が好きらしい
目はあんまりぱっちりしていなくて、でも横長で、顔はすっきりした感じで…
パクシフっていろんな顔ができる人だと思うのだよね
やんちゃっぽい遊び人みたいな雰囲気も出せるし、すごく誠実な一途な感じにもなるし、役者だなと思います
今回の役柄もちょっと怪しい感じがぴったりだなと思いました

それにしても…ブーメランパンツの水着にバスローブ着て猛スピードで走る車のボンネットの上でバスローブがバーバーに広がってブーメランパンツ丸出しっていうのには驚いた(笑)
なんかちょっと滑稽というか、2枚目俳優なのにこんな姿見せてしまってよいのだろうかと心配になりました

パクシフのことはさておき、映画の内容ですが…復讐のために顔を整形するとか、被害者と加害者がここまで接近してバトルになるとか、大事件なのに刑事一人でがんがん動いちゃうとか、「ありえないでしょう」というところはたくさんあって、でもまあフィクションだし、それはまあよいのかなと思いつつも、こんなおとり捜査はちょっとありえないよなあと思ってしまいました
おとり捜査やるなら、真犯人が出てきた時点で包囲網固めて逃さず逮捕できないのかなあと思ったり…
カーチェイスなどのアクションにはあまり興味がなくて1.5倍速で見てしまったりもしましたが、もうすごいカーチェイスでびっくり

あと、真犯人役の人、すごーく嫌な感じが出ててはまり役でした
オタクっぽい髪型とヘラヘラ笑顔がたまらなくいやな感じを醸し出していて、うへーと思いながら見ていました

もうひとつ…ニュースなどを見ていると、韓国ってひどいことをされたらやり返す権利があるっていう考え方のように思うのだけど、この映画を観てやっぱりそうなんだろうなあと感じました
もちろん身内を殺されたら犯人が憎いのは当然だし、同じ目に遭わせてやりたいと思う気持ちもわかるんだけど、だからと言ってその犯人を殺していいわけではないはず
でもそういうのはあんまり感じなかったな
これって韓国人の気質なのかもしれないなと思いました

パクシフ目的で見た映画でしたが…チェ刑事役のチョン・ジェヨンがかっこよかった!!
これくらいの年齢になって目を引く人ってほんとにかっこいいんだろうなと思います

映画「サバイバルファミリー」

水曜日, 9月 19th, 2018

夏休みに実家に帰省したときに見た映画です

東京で暮らすごく平凡な一家・鈴木家は、当たり前のように電化製品に囲まれた生活を送っていました
ある日、電気を必要とするあらゆるものがなぜか使えなくなり、東京は大混乱に陥ってしまいます
交通機関や電話、ガス、水道まで完全にストップした生活に人々が困り果てる中、鈴木家の亭主関白な父・義之は、家族を連れて東京を脱出することを決意します

どんなストーリーかも知らずに見始めて、はじめは「電気使えなくなったのか…たいへんだ」くらいの軽い気持ちで見ていて、これが一体いつまで続くのかという不安がだんだん出てきて、最後はいったいどうなるのだろうかとハラハラしながら見ました

コメディタッチで描かれているので、笑えるところもたくさんあって、いろんな意味で興味深いストーリーで、でも実際にこんなことになったらほんと困るよなあという思いでいっぱいになりました
先日北海道で起こった大地震で大規模な停電が起こり、たいへんなことになりましたが、私たちの生活は電気がなくては成り立たなくなっているんだなあとひしひしと感じます
コンセントにコードを差し込めば電気が使えるのが当たり前だと思っているけれど、なくてはならないものなのだからもっとありがたさを感じながら使わねばならないよね、と思ったのでした
以前、東日本大震災が起こったときに、発電をするのに原発に頼りすぎるのはどうなんだろうと思ったのを覚えていますが、いやいや、原発に頼りすぎているどころか、私たちは電気に頼りすぎているんだよね、と気づかされました
我が家はガスファンヒーターやガスコンロを使っていますが、どちらも電気がなければ使えないんですよね
この映画では乾電池も車のバッテリーも使えなくなっちゃって、そうなると非常用に備えていたものもまったく役に立たなくなってしまうわけで、これは本当に困ってしまいますね
もし私だったらどうするんだろう、どこに逃げるんだろうなどなど考えながら見ましたが、どうにもこうにもどうしようもなくて、どうしたらよいのかがわからないままです
これが真夏だったり、真冬だったりしたら、たいへんさも倍増します
とにもかくにも水が大切だし、でもこんな長期にわたって停電になると、備えておける量ではとても賄えないです
バッテリー液が精製水だから飲料水になるというのは覚えておきたいなと思いました

私はパソコンを使って仕事をしていますが、パソコンが壊れて立ち上がらなくなったらもう何もできなくなってしまいます
人間はいろんな電化製品を発明して便利な世の中をつくり上げているけれど、電気がなくなったらそれらの便利な製品はただの粗大ゴミと化してしまうわけで、これではまるで人間が電化製品に左右されているような感じがしてしまいます
今はスマホとかケータイとかがネットにつながるのが当たり前だけど、これも当たり前って思ってはいけないんじゃないかなと感じました

この記事を書くに当たって、映画を見た人が書いたレビューなどを見たのですが、ちょっとびっくりしました
というのも、電気がなくなったら困るよね、という感想ではなく、「こんなのありえない」とか「設定に無理がある」とか「飛行機落ちるだろ」とか「農家だって電気に頼ってるのに」とか、そういうのが多かったからです
まあたしかに…フィクションですから、現実に起こるものとは違う部分もあるんでしょうけれど、なんていうのかな…こういう映画を見てそっちのほうが気になるのか…と意外でした
私はただただ電気が使えなくなったら本当に困るな、電気にすごく頼ってるよね…ということでいっぱいになったから、そういう「ありえない設定」というものには気づきもしなかったのだよね
同じ映画を見ても人によって感じ方が違うし、気になるところも違うんだなあということを発見できた映画でもありました

映画「繕い裁つ人」

水曜日, 9月 12th, 2018

ソーイングを題材にした映画「繕い裁つ人」、レンタルして見ました

神戸の街を見渡す坂の上にある仕立て屋「南洋裁店」
初代の祖母から店を継いだ2代目店主・市江が手がけるオーダーメイドの洋服は大人気だが、昔ながらの職人スタイルを貫く手作りのため、量産はできません
市江はデパートからのブランド化の依頼にも興味を示さず、祖母が常連のために作った服を直し、たまに新しい服を作るという日々に満足していたが、自分でデザインしたオリジナルの服を作ることに気持ちが傾いていく…というお話です

ストーリーに惹かれたというよりも、片手間ながらソーイングをする身として「ソーイング」を題材とした映画に興味が湧いた、という感じでした
主演の中谷美紀さんは映画「嫌われ松子の一生」を見てからずっと気になっている女優さん
クールな役柄がぴったりでした

ストーリーは、まあすごく面白いとか大興奮とかそういう感じではなく、淡々とした静かな映画でしたが、ストーリーよりも気になっていたのは、登場する布・仕立てられた洋服・インテリア・庭の雰囲気などなどです
なかなか巡り会えそうにない生地が仕立てられる洋服だけでなく、インテリアにも使われていて、それを見つけるのが楽しかった
私も実家から祖母が持っていた布などをもらいますが、昔の布というのは今量産されている布とは違う品質があるように感じます
なんというか、丁寧に作られたような、化繊などではなく、素朴ながらも芯のある感じと言ったらいいのかな?
生地ってそのときに手に入れなければもう二度と手に入らないかもしれないものなので、「出会い」を感じたりもします
そういう布がてんこ盛りだったので、地味に楽しみました

共感したのは修繕すること
今の世の中、やぶれた・壊れたら捨てる・買い換えるというのが当たり前になっているんだけど、直せばまだまだ使えるものってけっこうあるんですよね
自分で作った服はもちろん、いただいた服とか買った服とかも、ちょこちょこ修繕している私としては、古い洋服を仕立て直してまた読みが得させる市江の作業がかっこよくまぶしかったです
私がやる修繕は、伸びたゴムを替えるとか、膝に穴の空いた息子のズボンにアップリッケをつけて穴をふさいだり、もうそれも無理なときにはスパンと切って半ズボンにするとか、かっこいいというよりも貧乏くさい感じではあるんだけど、少し手を加えるだけで蘇るような感じは自己満足だけどしっかり感じられるので、ひとりで「ムフフ」とほくそ笑んでます
祖母が昔着ていたどうにもならない服を子供服に仕立て直したりするのも命を吹き込むような気がして、新しい布で一から作るよりも妙な満足感があります
昔の服の布だから、ちゃんとした藍染生地だったり、今はお目にかかれない模様だったり、あとはどう裁断すれば全てのパーツが取れるかとパズル感覚で悩むのもまた楽しかったり…
お金はかからずもなんだかリッチな気分になるのは、私が貧乏性なだけではないはず(笑)

デパートのブランド化ともなれば、収入も増えるんでしょうけれど、今のように丁寧には作れなくなるんだろうし、職人気質の市江としてはとても考えられないことだったんだろうなあ
そういうのを貫いてほしいという思いもあるけど、貫くには他に収入の当てがないとできないわけで、そのへんは難しいのかなとも思いますね

私にとってソーイングは稼ぐためではないので、ネット販売も売れたらラッキーくらいだけど、これが本格的な仕事となったら、それなりにたいへんなことになるはず
そうなったとき、ソーイングを楽しむということを継続できるのかが不安だったりします
まあ私にはそこまでの技術とセンスはないので、しなくてもいい心配ではありますが…

ソーイングには関係ないけど、市江があるレストランで食べるチーズケーキがすごくおいしそうで気になりました
NHKの「グレーテルのかまど」にレシピが掲載されています
作って食べてみたいなあ

あと、市江の服を置いている雑貨屋さんも素敵でした

この雑貨屋さん、行ってみたいです
見ているだけで楽しくなりそう…

あと、図書館もすてきだった♪
神戸女学院の図書館らしいです

訪ねてみたくなるところてんこ盛りの映画でした

映画「紙の月」

日曜日, 6月 17th, 2018

以前本で読んだ後、映画も見てみたくなり、最近やっとこ見ました

バブルがはじけて間もない1994年、銀行の契約社員として働く平凡な主婦・梅澤梨花は綿密な仕事への取り組みや周囲への気配りが好意的に評価され、上司や顧客から信頼されるようになります
一方、自分に関心のない夫との関係にむなしさを抱く中、年下の大学生・光太と出会い不倫関係に陥っていきます
彼と逢瀬を重ねていくうちに金銭感覚がまひしてしまった梨花は、顧客の預金を使い始めてしまう、というお話です

梅澤梨花役の宮沢りえさんは昔から気になっていた女優さんで、10代の頃はすごく元気で明るいイメージだったのが、いろんな経験を積み大人になって、だいぶ雰囲気が変わったなと感じています
この役もかつてのイメージからは想像もつかないです

映画を見ていて、まずなぜ大学生の光太とそういう関係になってしまったのか、全然わからなかったです
自分に気がありそうだったからなんでしょうけど、私だったらもっと年の近い人にするなあ(笑)
もしかしたら昔女学生だった頃に恵まれない子どもたちを救うために募金をしたときのような、そんな気持ちもあって若い男の子に惹かれたのかもしれません

最初はそういうつもりはなかったのに、たまたまお金を持ち合わせていなかったときにお客さんから預かったお金から払ってしまい、すぐに自分の口座から引き出して元に戻して、何もなかったことになったはずだったのに、それだけだったらそれで済んでしまったことがまるで積み木が崩れていくようで、見ていられなくなるような、何とも言えない不安に襲われました

お金の横領ではないにしても、これまできちんとやってきたことが、あることがきっかけでリズムが崩れて、どうにもこうにも元に戻せなくなった経験が私にもあります
大学のとき、昼夜が逆転してしまって、どうにかして元に戻そうと寝ないで頑張ろうとするんだけど、大学に行かなくちゃならない時間まで起きていられなくて、またその日の夜眠れなくて…という感じ
あのときはたしか一週間くらい続いてしまい、すごく焦りました
どうやって戻せたのか記憶にないんだけど、負のスパイラルにはまっていくようなあの感じは何ともいやなものです

梨花が証書を偽造しはじめたあたりからは、ああもう戻せないのだなと感じました
とにかくどうにかして帳尻を合わせなくては、ということに気を取られて、お金を戻すという根本的な解決を思いつけない状態で、見ているのがつらかったです
梨花はあんなに光太の力になってあげていたのに、光太が他の女の子とつきあっていることがわかったときの梨花の虚しさははかりしれません
光太のために、光太のせいでこうなったとは言えないけれど、ここまでの偽造をして尽くしてきたのにつなぎとめられなかった光太の心を憎む気持ちと、こうなることがわかっていたような気持ちと、両方があったのかも…

映像で見ると、陥っていくさまがそのまま頭に入ってきて、何とも言えないいやーな気持ちになりました

今はたぶん、あんなふうにお金を預かって…というやり方ではないんだろうとは思うんだけど、どうなんでしょうかね?
自分はそんなふうにするつもりはないけれど、人のお金を扱うような仕事はあんまりしたくないなあと思いました

ドラマ「午前3時の無法地帯」

火曜日, 9月 19th, 2017

映画かと思ってレンタルして見ましたが、ドラマでした

午前3時の無法地帯

イラストレーターを夢見て就職したデザイン会社で、パチンコ店向けのPOPデザインをこなすばかりの日々を送る主人公の七瀬ももこが、仕事や恋に奮闘する姿を描くお話です

ショートカットの女性が気になって、それで目に止まったドラマだったので、ストーリーとかは全然わからないまま見ました
個人的には、自分と同じような仕事ジャンルだったので、なんとなく親近感が湧きましたが…この業界にはありがちな過酷な労働状況に「私には無理だな」と思ってしまったわ…
帰れる時間が明け方とか、残業するのが当たり前とか、労働基準監督署から営業停止処分を受けそうなことが当然のごとくまかり通っていて、とてもじゃないけど子どもがいたらやってけない仕事だなと…
自分の人生を仕事に捧げるか、自分の人生のために仕事をするか…そんな美学を求められるほど現実は甘くはないし、理不尽なことはいっぱいあるのが現状なんだよなあと実感してしまいました

そんな中でもやりがいとか仕事の意義とか、そういうものを感じて成長していくものなんだろうな
ももこもどんどんたくましくなっていって頼もしい存在になっていって、そのへんは見ていて「うんうん、立派になった♪」と思えたのだけど…ももこの恋愛があまりにもズルズルすぎて、きっと私みたいに恋にも愛にも無縁になってしまった人から見たら、恋愛すべてが軽々しいものに見えてしまうんだが、そんなに流されすぎちゃダメだよ〜と思いながら見てしまいました
でも10代&20代の恋愛感なんてこんなものだったよなあ
私もこんなもんだったんだろうなあ
ちょっとしたことで一喜一憂して、そんな理由で選んじゃダメでしょってことで大切なこと選んじゃったり…
それもひとつの経験なんだろうけれども、見ているとハラハラしてしまう(笑)

ドラマとは知らずに見たので、なんだかダラダラと長い展開だなあと思ってしまったけれど、まあまあおもしろかったです
通路にいろんな人が出てきて、いきなり演劇みたいなかんじのシーンが始まって、恋愛バトルみたいになるところは思わず「フフフッ」と吹いてしまいました
私は恋愛ってあんまりおおっぴらにあれこれ話すほうじゃないので、オープンすぎると「いいのか??」と思ってしまうんだよね
でも、おもしろいのならいいかなと♪

それにしても味のある男優さんが多かったな〜
こんなかっこいい人たちばかりがいる会社なんてそうないはず…ってドラマだもんね

映画「ショート・ターム」

土曜日, 9月 16th, 2017

いつも映画を勧めてくれる人から勧められた映画「ショート・ターム」

問題を抱える子供のためのグループホーム「ショートターム12」で働くグレイス
グレイスは、新入りのジェイデンという少女を担当することになります
グレイスは施設の同僚メイソンと付き合っていましたが、ある日、妊娠していることが判明します
そんな中、グレイスはジェイデンが父親に虐待されていたことに気付きます

淡々とした雰囲気の映画でした
日本にもこういう施設はあるんだろうけれど、やっぱりアメリカのほうが多そうです
さまざまな理由で親から離れてこういう施設で暮らす子どもたちはいったいどんな心境なんだろうと思うと、心が痛みます

こういった施設だと、ニコニコして「私はあなたを心から愛しているんだよ」という雰囲気で包み込んでくれるスタッフを想像しがちだけど、グレイスはそういうんじゃなくて、わりと淡々とした雰囲気で子どもたちに接していて、でも本当に子どもたちのことを心配しているのがわかって、それは子どもたちにもしっかりと伝わっていて、ほんとうの思いやりってこういうことなんだよなあと感じました

グレイス自身も父親から受けた虐待に苦しめられていました
しつけと称して暴力的な虐待が行われるのは日本でもよく聞くことだけれど、性的虐待となると、ちょっと信じられない気持ちになります
それとも、公にならないだけで日本にも親から性的虐待を受けている子どもはたくさんいるんでしょうか
人の親として、子どもに対してそういうことをする心理はほんとわからないけれど、そういう親もまた何か心に傷を負っているということなのかも…
ふつうの虐待も子どもに大きな心の傷を与えますが、性的虐待は何とも言えない深くえぐれた傷のように思います
そういう体験から本当に立ち直ることなんてできなくなってしまうんじゃないかな?

グレイスは自分が妊娠したことで過去の父親からの性的虐待を思い出してしまったのだと思います
親子って完全に血が繋がっているから、離れるに離れられないところがあると思う
自分と似ているところもたくさんあるし、親が離婚しても親子の縁は切れない・関係はなくならないわけで、でもそれがさまざまな問題を引き起こしているのかもしれません
親からの性的虐待を人に話すこと自体やっぱり無理があるのかも…
となると、自分ひとりで抱え込んでしまうことになります
グレイスもそんな感じだったのでしょう
一筋縄では行かないかもしれないけれど、しあわせな出産をして、メイソンと乗り越えていってほしいと願わずにはいられません

この映画は、何かを解決しようとか、みんなしあわせになろうとか、虐待をなくそうとか、そういう「感動」を求めていないところが自然だなと思いました
もちろんみんながみんなハッピーになれるのならそれに越したことはないけれど、残念ながらみんながしあわせになり、虐待がなくなり…というのはなかなか難しいです
そういう状態にあることを受け止めつつ、その子その子の気持ちに向き合うグレイスの姿がとても自然だなと感じました

映画「きいろいゾウ」

金曜日, 9月 15th, 2017

だいぶ前の映画ですが、最近やっと見ました

周囲の生き物たちの声が聞こえる能力を持つ天真爛漫な妻の“ツマ”こと妻利愛子(宮崎あおい)と、背中に入れ墨のある売れない小説家・“ムコ”こと無辜歩(向井理)は、出会ってからたちまち結婚します
二人とも互いに言えない秘密を抱えていましたが、至って平穏な日常を送っていました
そんなある日、ムコに差出人不明の手紙が届いたことから、二人の関係にさざ波が立ち始めます

宮崎あおいさんのイメージがそのままという感じのする映画でした
天然というか、飾らないというか、少女のような雰囲気のツマ役はぴったりです
はじめはツマに聞こえる周囲の生き物たちの声が何なのかよくわからず、なんだかへんてこな映画だなあと思いながら見ていました

お金がないながらも育てた野菜などで豊かに生きているツマとムコの生活が素敵だなあと感じます
こんなふうなゆとりって今はなかなか持てないんだよね…

ムコの秘密って、そんなにすごい秘密かな?と思ってしまったんだけど、不倫とかそういうんじゃなくて、一方的な思いだったとしても、それってツマにとっては大きな裏切りなんだろうな…そういう純真な気持ちを忘れてしまってる私(笑)

正直、この「宮崎あおい」ワールド満載の映画には、心から共感できずに終わってしまった…
こういうの好きな人にはたまらない映画なんだとは思います

映画「モアナと伝説の海」

木曜日, 5月 11th, 2017

先日息子と2人で「モアナと伝説の海」を見てきました

息子はコナンの映画を見たがったのだけど、私はあまり見たくなかったので、「コナンはもう満員みたいだから、モアナにしよう」と大人げない嘘をついた私(笑)
でもこの映画、すごくよかった♪
息子も大満足でした

かつて世界を生んだ命の女神テ・フィティの心が、伝説の英雄と言われたマウイによって盗まれ、世界に闇が生まれました
それから1000年にわたり、モアナの生まれ育った島モトゥヌイでは、外洋に出ることが禁じられてきました
そんなある時、島で作物や魚たちに異変が発生します
海の不思議な力に選ばれた少女モアナは、いまもどこかで生きているマウイを探し出し、テ・フィティの心を元あった場所に戻すことができれば世界を救えると知り、父親の反対を押し切り大海原に旅立ちます
海を愛する美しい少女モアナが、島の危機を救うために冒険を繰り広げるというお話です

ディズニー映画というと「アナと雪の女王」がすごく有名
正直に言うと、私はディズニーの3D映画ってなんだかなあ…と思っていて、昔のディズニー映画やジブリの映画のほうが好きだったのだけど、「アナと雪の女王」を見て、躍動感とか立体感とかやっぱりすごいなあと実感し、それ以来3D映画を見る目が変わりました
この「モアナと伝説の海」もそんな期待感いっぱいで見たのだけど、いやいや素晴らしかったです

「アナと雪の女王」と比べるのはどうかなとも思うのだけど、雪と氷の寒い寒い雰囲気とは打って変わって、「モアナ」のほうは南国の暖かい国のお話なので、太陽がさんさんとふりそそぎ、大海原と大空の青さがきれいで、モアナたちの肌も日に焼けてツヤツヤしていて健康的で、見ていて「人生楽しまなくちゃ」という気分にさせられました
「アナと雪の女王」で起こるさまざまな事件はアナが原因になっていることが多く、もうちょっとどうにか自制できないんかい?と思ったりもしたけれど、モアナはそういうんじゃなかったので、そこも共感できたかな?

昔ニュージーランドに住んでいたことがある私にとって、モアナたちの風貌はニュージーランドの先住民「マオリ」によく似ていて、ハカとかハンギとかいろいろ思い出しました
中でもニュージーランド航空のCMに使われていた「ポカレカレアナ」が好きで、「モアナと伝説の海」を見てから頭の中でずっと「ポカレカレアナ」が流れています

いちばん印象的だったのはモアナのおばあちゃんかな?
おばあちゃんが亡くなって、すぐにエイになってモアナを守ってくれて、なんだかじーんと来ました
モアナが途中で絶望を感じて自信をなくしているときにも、モアナを助けれくれたのはおばあちゃんで、モアナにとっておばあちゃんの存在ってほんと大きいんだなあと…思わずうるっとしてしまったわ
モアナが世界を救うために必死に健気に頑張る姿が心に響いて、もう一度見たいなと思っています

映画「そして父になる」

土曜日, 2月 4th, 2017

いろいろ話題にもなったのでいまさら語ることもないんですが…「そして父になる」すごくよかった♪

大手建設会社に勤務し、都心の高級マンションで妻と息子と暮らす野々宮良多は、人生の勝ち組で誰もがうらやむエリート街道を歩んできました
そんなある日、病院からの電話で、6歳になる息子・慶多が出生時に取り違えられた他人の子どもだと判明します
妻のみどりや取り違えの起こった相手方の斎木夫妻は、それぞれ育てた子どもを手放すことに苦しむが、どうせなら早い方がいいという良多の意見で、互いの子ども「慶多と琉晴」を“交換”することになります
息子が出生時に病院で取り違えられた別の子どもだったことを知らされた父親が抱く苦悩や葛藤を描いたドラマです

この映画を見たら誰もが想像することだろうけれど、もし自分の子が取り違えられていたら…と考えてしまいました
今は赤ちゃんが生まれたらその場で赤ちゃんの足首にお母さんの名前の書かれたタグを付けて誰の赤ちゃんかわかるようにしているけれど、この映画みたいに看護師が意図的にすり替えたりしていたら、タグなんて何の意味もなくなってしまいます
私の息子は生まれたときおチビだったので、寝ているあいだにタグが取れてしまうこともあったし、赤ちゃんの体に印でも付けない限り、完璧な対策はないんだろうと思います
自分の子が取り違えられていたら…今まで育ててきた子が実は自分の子ではないと言われたら…血のつながりだけでは解決できないことだと思う
血のつながりは大切だけど、だからと言って今まで別々に暮らしてきた子を自分の子だと思うことはできない気がします
でも、子育てってずっと順調にできることじゃないし、思春期になって反抗されてひどい言葉をかけられたり、いやな態度を取られたときなどに、「この子は自分の子ではない」ということが頭にふっとよぎったりもするのかもしれないと思うと、取り違えられた子を自分の子として育てていくのもまた難しいように思いました

野々宮良多は今まで育てた子と本当の自分の子のふたりを引き取ることを考えますが、そういう発想もわからなくはないものの、斎木家にとっては考えられないことだと思います
斎木家には3人子どもがいて、野々宮家は一人っ子で、野々宮家がふたり引き取れば数ではイーブンになるけど…おやつを分けっこするのとはわけが違う
6歳だから子どもとはいえいろいろとわかる年齢だし、子どもたちの気持ちも考えていかなくてはならないし、ほんとうに難しい問題だなと感じます

野々宮家と斎木家は経済状況も家庭環境も両親の教育方針も違うところがたくさんあり、これもまた問題をさらに一層難しくさせています
野々宮家の子育てには賛否両論あるのでしょうけれど、私は一概に悪いとも言えない気がしています
父子で過ごす時間があまりないのはさておき、経済的に恵まれ、教育熱心で、母親が子どもに常に寄り添っていられるというのは、それなりに恵まれているように思います
子どもなりに悩んだりもするだろうけれど、それはどんな環境におかれても当たり前のことだし、母親は父親の教育方針に心から賛同しているわけではないし、夫婦で意見が違うというのは一見悪いように見えて、ひとつの方向に突っ走らないという面もあるんじゃないかな?
ただ、そういう環境で育ってきていない斎木家で育った子にとってはなかなか受け入れがたい状況なんだと思いました

これまで何もかも自分の思うとおりにしてきた野々宮良太がはじめて直面した父親としての苦悩と葛藤が痛々しくて、実は良太自身も父親との問題を抱えているし、なんかこういう親子の問題ってずっと遺伝していく気がしました
親から虐待を受けてきた人が自分の子に虐待してしまうとか、父親のような人とは結婚しないと思っていたのに父親に似た人と結婚してしまうとか、できちゃった婚した人の子どももまたできちゃった婚するとか、そんな感じかな?

最後はどうなるのか、あいまいな感じだったけれど、やっぱりそれぞれ育ててくれた親の元に帰るのがいいんじゃないかなと思いました
少なくとも…斎木家で育った子は斎木家で生活したほうがいいし、本人もそれを望んでいるし…
本当の親子としてこれから過ごす時間のほうが長くなるし、時間が解決してくれるだろうと思うのもわかるけれど、でも6年間は決して時間だけで取り戻せるものではない気がします

いちばん印象に残ったのは…野々宮家のお母さんが慶多のことを「私に似たんだわ」というところ
本当の親子でないとわかっているのに、この人は完全に慶多の母親なんだなと、母は血のつながりなんかではないもっともっと深いところで子どもの母親なんだなと思いました

映画「好きっていいなよ。」

火曜日, 1月 31st, 2017

年甲斐もなく、見てしまった「好きっていいなよ。

友人や恋人を作らず、誰とも関わらないように生きてきた16歳の橘めいは、ある日、女生徒からの人気を一身に集めている大和にけがを負わせてしまいます
あわてためいでしたが、なぜかそんな彼女を大和は気に入って勝手に友人だと周囲に宣言します
さらに、ひょんなことからキスまでしてしまいます
大和に翻弄されながらも、優しくていちずな思いを秘めた彼に心惹かれることで、初めて恋というものを知るめいは、喜び・悩み・傷つきながら成長していくというお話です

映画を見た感想…「最近の高校生の男女交際はこんなんなの?おばちゃんは心配だわ!!」でした
なんかカルチャーショック…映画だから現実の高校生とは違うのかもしれないけど、ふへ〜…なんだかアメリカン(笑)
私が高校のときにはつきあってる人たちもけっこういたけど、こんなにオープンじゃなかったよなあ〜
恋話とかこそこそしてたし、あんまりいろんな人に話すことじゃなかったと思う
まして、どこまで行ったかとか、そんな話はしなかったわ
もちろんそういう人たちもいたというのは聞いていたけれど、私にとっては想像もつかない世界だった気がする
それが今は違うんだろうか…
もうこういうの当たり前って感じなのかなあ?
それでいいのか、いいんだろうか…と悶々と考えてしまったわ

でも…高校生ってほんと青春真っ只中という感じがして、私にはもうない若さとエネルギーと好奇心に満ち溢れているなあというのはひしひしと感じました
学校生活、楽しそう♪
そういえば、私も高校生活はほんと楽しかった…好きな先輩と話せただけで気持ちがバラ色になってスキップしたくなるくらいで(笑)
些細なことで有頂天になり、些細なことで凹み、思いつめ、考えすぎ、妄想と想像で何が何だかわからなくなり、疲れて寝れば朝スッキリ、みたいな感じだった気がします
そんなんだったなあ〜というのを思い出させてくれた映画でした

恥ずかしながら、福士蒼汰くんの顔、けっこう好き♪
あんまり目が大きくないけど、横に長くて、ちょっとエラが張っているような感じの顔が私の好みらしいということに、つい最近気づいたんだよね
あまりにも若すぎて「キャー!!」とはならず、「うん、こういう顔、好きだな…」と静かに目の保養という感じです(笑)

青春真っ只中の高校生が見たら、きゅんきゅんしちゃうんだろうなあ…うーん
もうすぐ娘にもそういう青春がやってくるのかと思うと、いろんな意味で心配だったりもしますが、まあ楽しんでくれたらいいかなと思ってます