喉元過ぎれば熱さを忘れるー東日本大震災ー

東日本大震災が起こってから1ヶ月半…まだまだ問題は山積みではあるものの、少しずつ復興の兆しが見えて来たように思います
新聞も毎日一面は東日本大震災の記事を決まっていたのが、徐々にそうではなくなり、テレビのニュースもトップニュースから東日本大震災の話題が外れ、政府の人たちが作業着からこれまでどおりの背広姿に戻り、私は四六時中ニュースを気にすることがなくなってきました

福島第一原子力発電所のニュースは明るいものではないものの、地震が起こった後の緊迫した状況とはだいぶ変わって来ています
私がいちばん気になっていたのは原発事故のことだったので、今発表されているよりも悪い状態だということが発表されることはあるかもしれないけど、とりあ えずこれから先今よりも悪い状態に進むことは避けられそうだということと、具体的に対策が考えられていることに一定の安堵感を覚えます

と同時に、自分を含めて人々の大震災への恐怖感が薄れつつあるのを感じます
私に関して言えば、毎日原発事故の状況が気になって気になってニュースをたびたびチェックしていたのが、今は地震が起こる前と同じ程度になっています
地震が発生してから何となく家族が離れるのが心配で、子供が保育園に行ったり、だんなさんが会社に行くことさえあまり気が進まなかったのですが、今は「いってらっしゃーい」と元気に送り出しています
私の住んでいるところも何度か余震で揺れたことがあり、もしここで大きな地震が起こったら…と思うと心配になり、リュックに衣類と食料を詰めて玄関に置い てあったのですが、最近はそのリュックからレトルト食品などをひとつふたつと取り出してはお昼に食べちゃったり、「あー今日はめんどくさいなあ」という日 には夕食用に取り出したりと、非常のために揃えておいたものが少しずつ日常のために使われて行っています

地震が発生して時間が立ち、いつまでもその恐怖心を忘れられずに過ごすことはとてもしんどいし、時間とともにそれらが薄らいで行くのは必要なことだと思います
実際に被災した人たちの中には、まだまだ震災のショックから立ち直れずにいる人の多いのだと思います
そういう人たちが少しでも心の平穏を取り戻し、復興に向けて前向きな気持ちになってくれたら…と願いますし、そのためにもさまざまな支援や協力が行なわれて行ってほしいと思います

ただ…やっぱり「喉元過ぎれば熱さを忘れる」であってはいけないんですよね
政府や自治体はもちろんですが、この大惨事を元にさまざまな対策を練って行くことになると思います
私たち個人個人に求められる防災意識は何なのかを考えると、やはり日頃からの備えに尽きるのではないでしょうか
私みたいに避難用に買ってあったレトルトを食べてしまうようなことではいけないですよね

あのときの恐怖に怯えながら暮らしたり、「いつ地震が起きるかもしれない」という緊張感の中暮らすのはとってもつらいし、正直そんな気持ちをいつもいつも持ち続けるのは不可能だと思います
でも、この体験を忘れては行けないし、対策を講じておかなければならないと思うし、その折り合いをつけることが大切なんじゃないかと思います

取り急ぎやっておこうと思うのは、すぐに避難できるように荷物をつくっておくこと・避難場所を決めておくこと・災害が起こったときに大切な人に連絡する方法をきちんと把握しておくことかな…と思っています

Tags: ,

Leave a Reply

(Spamcheck Enabled)